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笑う、避難所 [本]
<内容>
旧北上川の河口から約3キロ上流に位置する宮城県石巻市不動町。3月11日、川を逆流し町を飲み尽くす大津波を逃れて、人びとは勤労者余暇活用センター・明友館に集まった。指定避難所と違い行政の支援が届かないこの自主避難所は、わずか数週間後には在宅避難者や児童施設に救援物資を届ける「支援する避難所」に役割を変える。
東日本大震災で被災し、石巻市にある「明友館」と言う施設に自主避難した人たちのお話です。明友館の隣が市の指定避難場所だったそうなんですが、建物が古く耐震性に問題があるということでこちらの方に避難されたそうです。
で、「笑う」って書かれているのは「ウ○コをしたら水で流すこと」以外のルールがないこの避難所では、酒もOKだし、ギターをかき鳴らしてもOKだったそうです。また、副リーダーだった千葉さんなんですが、妹さんをこの震災で亡くされているそうです。それでも常に明るく場を和ませてくれる方だったそうです。
この千葉さん、地元では名士の家庭に生まれ多少(?)ヤンチャをした後、堅気になって会社を経営していたそうです。そんなわけで、顔が大変広い。電話が通じるようになると千葉さんあてに救援物資が大量に送り込まれるようになったそうです。
名前が紛らわしかったかな。(千葉さんとか成田さんとか。)どちらもよくある苗字だけど地名なのか名前なのかどっちなんだ?って感じでした。
「イギリス社会」入門 [本]
<内容>
帰ってきたイギリス人、祖国の謎に挑む
「階級社会はいまも続いているの?」「雨ばかりで憂鬱になるって本当?」「おすすめの料理は何?」。こんなベーシックな話題から、社会の真相に迫る奥深いテーマまで、イギリス人なら誰もが共有している習慣や感覚を、異邦人の目であらためてじっくり観察し、ユーモアたっぷりに解説した至極のガイド。本物のイギリスが立ち上がってくる。
こちらも素話の勉強用に読んだ本です。筆者は、イギリス人なんですが長い間日本とアメリカで17年近く暮らしていました。で、その間にいろいろな人たちからイギリスについて聞かれたそうです。だけど、答えられる質問もあるけど、それと同じくらいわからないこともたくさんあったので、改めて異邦人の感覚でイギリスを見てみようというのが本書の目的です。
イギリスと言えば…。最初に思い出すのはやっぱり王室と料理が不味いって話ですかね。で、読んでいてビックリしたんですが、イギリス王室はイギリスなのになぜか、ドイツ系の人が多いそうな。西洋の歴史から考えれば不思議ではないのかもしれないけど、でも不思議だ…。あと面白かったのが、イギリスはいろいろなスポーツの発祥地なわりにそのスポーツが得意じゃない(テニスとかサッカーとか。)なんて。変な国。
イギリスのある女中の生涯 [本]
<内容>
女中ウィニフレッドは偉大だった。この本は、今世紀初頭の南イングランドで牛飼いの娘として育ち、少女の頃から女中奉公に出て厳しい時代を懸命に生き抜いたある女性の回想記です。ここには、当時のイギリス庶民の暮らし、女中の仕事の辛さ、階級社会の厳しさなどが、あたたかな語り口で克明に綴られています。
今度、イギリスのメイドさんを主人公にした素話をする予定なので、下調べとして当時のメイドさんの生活がわかるお話を読んでみました。
さて、この本は1900年代初頭にイギリスの牛飼いの12番目の娘として生まれたウィニフレッドさんの生涯について書かれた本です。
前半は、生まれてから女中奉公に出されるまでが描かれています。かなりお転婆で女中に向いていない性格だったウィニフレッドさんですが、お母さんの教育は結構厳しかったらしく特に男女関係については後々までウィニフレッドさんを支配するほどだったそうです。まぁ、性に奔放で一家全員が家も職も失うなんて事例もあったみたいなのでお母さんがそう教育してしまったのもわからなくはないですが。
で、後半が女中奉公にあがってから現在まで。私が知りたかった女中さんの生活やなんかが書かれていました。でも、どちらかというと仕事の話しより恋愛の話しにウェイトが置かれているので、物足りないと言えば物足りないかも…。
十一ぴきのネコ [舞台関係]
今年の舞台初めです。昨日観に行ってきました。
<十一ぴきのネコ ~子どもとその付添いのためのミュージカル~>
○キャスト
天晴れ指導者のにゃん太郎…北村有起哉
穏健温和仏のにゃん次…中村まこと
旅廻りのにゃん蔵…市川しんぺー
徴兵のがれのにゃん四郎…粟根まこと
軍隊嫌いのにゃん吾…蟹江一平
木天蓼のにゃん六…福田転球
逆恨みのにゃん七…大堀こういち
猫撫で声のにゃん八…木村靖司
猫舌のにゃん九…辰巳智秋
紙袋のにゃん十…田鍋謙一郎
猫糞のにゃん十一…山内圭哉
鼠殺しのにゃん作老人…勝部演之
○内容
お腹を空かせた野良猫たち。ある日、野良猫たちは鼠殺しのにゃん作老人から大きな池にとてつもなく大きな魚がいると教えられ旅へ出た。
馬場のぼるさんの原作絵本を井上ひさしさんが脚本家した舞台です。だから、内容としてはほぼ絵本どおりです。”ほぼ”って書いたのは最後が違うから。「子どもと~」ってついているのにあの終わり方で良いのか?って思っちゃうような終わり方でした。(「大きな池の周りに野良猫の町ができ、にゃん太郎は初代首相になるけど仲間の陰謀により失脚。その後仲間に暗殺される」って内容なんですけどね…)ちなみに、テアトル・エコー版(初演版)とこまつ座版(決定版)とあるようなんですが、今回はテアトル・エコー版の方だそうです。
さてまず、開演の5分前くらいからキャストの皆さんが席の間をウロチョロし始めます。で、時々お客さんをいじってました(笑)昨日も小さなお子さん(たぶん3~4歳くらい?)に話しかけてましたよ。
それにしても、野良猫の設定だからしょうがないけどキャストの人たちの格好が汚い×2。そのまま外へ出たらホームレスと見分けがつかなそうでした。
子どもも観れるお話だけど、時々ダークで毒のある作品でした。
<十一ぴきのネコ ~子どもとその付添いのためのミュージカル~>
○キャスト
天晴れ指導者のにゃん太郎…北村有起哉
穏健温和仏のにゃん次…中村まこと
旅廻りのにゃん蔵…市川しんぺー
徴兵のがれのにゃん四郎…粟根まこと
軍隊嫌いのにゃん吾…蟹江一平
木天蓼のにゃん六…福田転球
逆恨みのにゃん七…大堀こういち
猫撫で声のにゃん八…木村靖司
猫舌のにゃん九…辰巳智秋
紙袋のにゃん十…田鍋謙一郎
猫糞のにゃん十一…山内圭哉
鼠殺しのにゃん作老人…勝部演之
○内容
お腹を空かせた野良猫たち。ある日、野良猫たちは鼠殺しのにゃん作老人から大きな池にとてつもなく大きな魚がいると教えられ旅へ出た。
馬場のぼるさんの原作絵本を井上ひさしさんが脚本家した舞台です。だから、内容としてはほぼ絵本どおりです。”ほぼ”って書いたのは最後が違うから。「子どもと~」ってついているのにあの終わり方で良いのか?って思っちゃうような終わり方でした。(「大きな池の周りに野良猫の町ができ、にゃん太郎は初代首相になるけど仲間の陰謀により失脚。その後仲間に暗殺される」って内容なんですけどね…)ちなみに、テアトル・エコー版(初演版)とこまつ座版(決定版)とあるようなんですが、今回はテアトル・エコー版の方だそうです。
さてまず、開演の5分前くらいからキャストの皆さんが席の間をウロチョロし始めます。で、時々お客さんをいじってました(笑)昨日も小さなお子さん(たぶん3~4歳くらい?)に話しかけてましたよ。
それにしても、野良猫の設定だからしょうがないけどキャストの人たちの格好が汚い×2。そのまま外へ出たらホームレスと見分けがつかなそうでした。
子どもも観れるお話だけど、時々ダークで毒のある作品でした。
自分のアタマで考えよう [本]
はせがわくんきらいや [絵本]
子供の名前が危ない [本]
<内容>
亜明日であーす、一女でいおな、里羅楠でりらっくす…。芸能人や知人の子供の名前を聞いて、仰天した経験はないだろうか。驚くべきことにこうした名前をつけられた子供には、社会的ステータスの低さや犯罪傾向までが指摘されている。弊害ばかりの珍奇な名前が増やたのは、親の低下か、はたまた行き過ぎた個性の主張か。実は、その背景には私たちにも関係する日本社会全体の大きな問題が存在していた
DQNネームとかキラキラネームとか言われている名前についての本です。本書ではそれらを「珍奇ネーム」と読んでいます。珍奇…。「珍しく奇抜な名前」ってことで「珍奇ネーム」と本書では呼んでいるんですけど、これも十分バカにしているような気がしなくもないかな。さて、この名前の定義ですが「名前が普通に読めない・男女の性別がわからないなどの理由で社会的混乱をきたす可能性の高い名前」です。
いますよね~。確かに子どもの時は可愛いと思うけど、大人になったら苦労するんだろうなって名前の子。社会人になったりジジ・ババになったときのこと考えていないのかな…って思っちゃいますけど(苦笑)。
読んでいて色々勉強になりました。例えば、「名前は世相を表す」というが実際は「その時代の欠けている願いが反映されている」とか、「名前負けの起きる理由」なんかは特に興味深かったです。
だけど、ここ最近の子の名前って以前に比べてマシになってきましたよね?わらべうたの会とかで参加されるお子さんの名前も少し読みづらいけど「えぇ~!!」って思うほどヘンテコな名前はない気がします。可愛いし(まぁ、図書館にいらっしゃるような人たちだからってこともあるかもしれないですけど)
実は私、た○ひよとかの名づけ辞典みるの好きなんですよね。下手なギャグ本より面白いし。よくこんな名前考え付くよな~。誰がつけるんだ~?って名前満載です。
これから、お子さんに名前をつける方は読んでおいて損はしないと思いますよ。
アルジャーノンに花束を [本]
<内容>
32歳になっても幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイ・ゴードン。そんな彼に、夢のような話が舞いこんだ。大学の偉い先生が頭をよくしてくれるというのだ。この申し出にとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に、連日検査を受けることに。やがて手術により、チャーリイは天才に変貌したが…
キャラメルで夏にやるとのことで、キャストを勝手に想像しながら読んでました。最初は、知的障害の無邪気?なイメージで読んでいたので畑中さんがイメージだったけど、後半になるにつれてあつをさんのイメージになっていきました。「スキップ」をやった時みたいに知的障害のあるチャーリイと、手術後のチャーリイを2人一役でやるのかな…?
ところで、前書きに日本人少女がキースさんに「私も、チャーリイのように頭が悪く先生からもクラスメイトからもいじめられています。」というようなお手紙が届いた旨が書かれていますが、本当に頭が悪い子だったら、この本自体読めないでしょう。たぶん、内気でのんびり屋さんなだけでは?
それにしても、なんて悲しい本なんだろうって思いますね。結局チャーリイにとって本当に心を許せる存在って自分と同じ運命を辿ったネズミのアルジャーノンくらいしかいなかったのでは?あとは、「友達」って本文では言っているけど、あれは友達じゃないだろう。友達のフリをしていた人だらけ。数少ない味方はキニアン先生とパン屋の店主のドナーさんだけな気がします。
そうそう、この本には今だと言葉狩りされてしまうような差別用語と思われる言葉がいくつかあります。そういえば、日本で「精神薄弱者・児」の名称から「知的障害者・児」に変更されたのって、この文庫本が出たくらいの頃だったよな…。
ずるい考え方 [本]
ヒア・カムズ・ザ・サン(有川さんの小説版) [本]
<内容>
真也は30歳。出版社で編集の仕事をしている。彼は幼い頃から、品物や場所に残された、人間の記憶が見えた。強い記憶は鮮やかに。何年経っても、鮮やかに。ある日、真也は会社の同僚のカオルとともに成田空港へ行く。カオルの父が、アメリカから20年ぶりに帰国したのだ。父は、ハリウッドで映画の仕事をしていると言う。しかし、真也の目には、全く違う景色が見えた…。わずか7行のあらすじから誕生した二つの小説。大切な人への想いが、時間と距離を超え、人と人とを繋げていく。有川浩meets演劇集団キャラメルボックス。小説×演劇の全く新しいクロスオーバーから生まれた物語の光。
劇場で、特別装丁版(有川さんと役者の阿部丈二さんのサイン付き)を購入しました。えっと、前半の方が有川さんオリジナル。後半が舞台を観終わった後の改訂版です。読後感が良いのは前半の方かな…。
以前にも書きましたが、カオルの父・白石晴男をやる予定だった西川さんが急病に倒れ岡田さんが代役につきました。なので、前半のお話の晴男(榊宗一)のイメージは西川さん。後半の晴男のイメージは岡田さんとなっています。だから、どちらも役者さんを想定して描かれていますがなんとなく晴男の雰囲気が違うのはそういうわけです。
で、前半は前に書いたから後半の方の感想です。さすが有川さんって感じですね。やっぱり舞台版はある程度キャラメルを観てきた人にしかわからない設定(カオルさんが「ハックルベリーにさよならを」のカオルさんだとか)があるのでそこをうまく排除し、小説にするには足りない部分を補完している感じです。
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