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真夏の方程式 [本]


真夏の方程式

真夏の方程式



<内容>
夏休みを伯母一家が経営する旅館で過ごすことになった小学5年生の恭平。仕事で訪れた湯川も、その宿に滞在することを決めた。翌朝、もう一人の宿泊客が変死体で見つかった。その男は定年退職した元警視庁の刑事だという…。

 感想としては「微妙~」。ここ最近の数作に比べればまぁまぁ出来は良いと思います。また、湯川と恭平の会話とかもほのぼのしていて良いんですけど…。ミステリーとしては…。もう手垢がついたようなネタだな。って感じがしました。火サスが好きそう。それに、犯人とその周辺が揃いも揃って短絡的思考なのも気になるところでしたね。

 感想書くのに犯人とかを言わないと感想が書けない(;_;)ってことでここから完全ネタバレです。犯人とか諸々書きますので読んでいない人ご遠慮ください。

 私の好きなマンガの中に神谷悠さんの迷宮シリーズがあるんですが、そのシリーズの中で「人を傷つけておいて、自分は救われようなんてムシのいい話だけど、自分の罪に気づける人間であるならなおさら、自分を救うために裁かれるべきだ」と言うセリフがあります。で、今回のお話の中では恭平がそういう意図はなかったにしても殺人の手伝いをしてしまいます。しかも、恭平は最後の方で自分がやったことの意味を理解しています。なのに、湯川とかは事件に蓋をして恭平を安全な場所に引きはがしてしまいました。これって正直あまりよろしくないのでは?確かに、恭平に「人殺し」の汚名をつけて生きていってほしくないのは理解できるんですが…。それにしても、妻方の甥っ子とはいえ、殺人の手伝いをさせるもんなんでしょうか…。もやもやが残ります。
 そもそも、今回の話では成実が起こした事件を隠蔽したために起こった悲劇なんですよね。そういった意味では「容疑者Xの献身」に似ている部分はあるのかな?でも、あれは全員が裁かれた形で救われた気がしたけど、今回は隠蔽するような形をとっているので救われた感がないです。

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