So-net無料ブログ作成
検索選択
My Favorite ブログトップ
前の10件 | -

くちぶえ番長 [My Favorite]

くちぶえ番長 (新潮文庫 し 43-10)

くちぶえ番長 (新潮文庫 し 43-10)


<内容>
小学4年生のツヨシのクラスに、一輪車とくちぶえの上手な女の子、マコトがやってきた。転校早々「わたし、この学校の番長になる!」と宣言したマコトに、みんなはびっくり。でも、小さい頃にお父さんを亡くしたマコトは誰よりも強く、優しく、友達思いの頼りになる奴だった…。

 「小学4年生」って言う雑誌に載っていた本を文庫にした本です。だから、児童書です。(たぶん)
 内容としては、ツヨシの成長物語+初恋物語かな…。小4になる中村ツヨシ(優等生タイプ。でも、勇気がなく日和見気味)のクラスに、ツヨシの父親の亡き親友の娘川村真琴が転校してきて「わたし番長になる!!」って宣言することから始まります。今時番長って…とも思うけど、一応プロローグで大人になったツヨシが過去をふりかえるって言う設定なので昭和4~50年代くらいの話になるのかな?で、そんな宣言をしたことで当然の事ながら、お局様やなんかに「あの子気に入らない」って言う理由でいじめられます。でも、マコトは「弱きを助け強きをくじく」番長を目指しているので自分以外でいじめられている子を助けたりしながら、イジメを克服し(っていうか自分に対するイジメは何とも思っていないって感じ)皆からの信頼まで勝ち得ます。
 今時少ないですよね~。こういう「弱きを助け強きをくじく」って言うことを実践できる子って。今はどっちかというと「強きを助け弱きをくじく」な子(っていうか大人も含めるから人だな)が多いですよね。私は、どっちかと言うとツヨシ君系なのでマコトちゃんには憧れます。こういう人になりたいな…。友達でこんな子がいたらかなり自慢できます。ヒヤヒヤもするけど(苦笑)
 それにしても、自分が子供だった頃より確実にイジメが陰湿になっているし、犯罪色が強くなっている気がする昨今、この手のイジメ克服法では切り抜けられないけど、イジメ克服のヒントにはなると思いますよ。(この心意気とか)だがしかし、昨今のインターネットでのイジメ!!私すっごく許せないんだけど。何が許せないって自分が安全な場所(名前も顔もばれない場所)にいて被害者の顔やらなんやらを勝手に公開して嫌がらせや誹謗中傷を書く。最低の人間ですね。想像力の欠如した大馬鹿!!まぁ、直に行動できるだけの勇気もない所詮小者な人間なんだろうけどさ。
 かなり薄い本だけど結構感動できます。夏休みの読書感想文なんかにいかがですか?


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

すっげ~。 [My Favorite]

訴えてやる!大賞―本当にあった仰天裁判73

訴えてやる!大賞―本当にあった仰天裁判73


 ステラ大賞って知ってますか。っていうかそもそも、ステラさんって言われてもよく知らないですよね。だけど、アメリカにあるマックドライブスルーで買ったコーヒーを自分でこぼして足を火傷しマックを訴えた人って言えば知っている人も結構いると思います。で、この本はそんなバカげた民事訴訟をまとめた本です。筆者の人の文章はあまり好きになれなかったけど訴訟の内容はすごく興味深かったです。「そんなことで~」と思うもの有、「それは、訴える前に犯罪を犯してませんか?」有、「完全に逆恨み」な内容もありました。
 例えば、2000年の8月に酒をしこたま飲んだ男性(22才)が暖かい場所を選んでトラックの真下で寝て轢かれて死んでしまいました。(って夏なのになんで暖かい場所???涼しい場所じゃなく???)で、残された母親は、次の人を訴えました。
1 トラック運転手(まぁ、これはわかる。でも、この人こそ最高のとばっちりをうけてますよね)
2 荷物の配送先(千鳥足の息子の行く先をふさぐ形で公道に駐車するよう「強制」したとして。ってなんじゃそりゃ?!)
3 トラックの所用者(とんだとばっちりです)
4 ↑の人が飲んでいたバーのお店(酔った息子に酒をだすのをやめなかったとして。ってだすのをやめたから外へでて死んだだよね。って言うか自分の酒量を管理できない人間が外で酒をのんじゃいけません。飲むなら送ってくれる人をキープしときましょうって感じです。)
裁判結果は書いてなかったのでどうなったかはわからないですけど、完全に逆恨みですよね。日本だったら逆に遺族の方がトラック運転手側に謝罪しているかも。
 こんな、感じの事例が73もあります。アメリカすっげ~。これじゃ、日本の商品(輸出用)に「そんなの誰もやらね~よ!!」っていうバカげた説明書きがあるのも納得できます。


nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

守護天使 [My Favorite]

守護天使

守護天使


<内容>
チビ・デブ・ハゲ、おまけに恐妻家…世の不幸をすべて背負ったような中年オヤジ・須賀啓一は50才にして初恋をした。相手は通勤電車でみかける名門女子校に通う美しい女子高生。啓一は彼女をいかなる不幸からも守るため彼女の「守護天使」になることを誓う。しかし、時を同じくしてBlogへの悪質な書き込みから彼女が拉致誘拐されてしまった。啓一は同級生のチンピラオヤジ、美少年ヒッキーとチームを組み彼女の救出に向かうのだった。

 笑わせてもらいました。キャラクター一人一人が結構キャラ立ちしていて映像が頭に浮かんできました。ちなみに、この啓一役はデブではないけどなんとなく温水洋一さんでした。(TVでみたときのなんとなく情けないしゃべり方とかが…。)これ、映画化になるらしいんですが、誰がキャスティングされるんでしょうかね。かなり楽しみです。ちなみに、啓一の奥さんは北斗晶さん希望です(しかも、登場シーンはダースベーダーの登場の時に使われている曲でお願いします 笑)
 で、この本なんですけど「日本ラブストーリー大賞」の大賞受賞作なんですけど(っていうかこの大賞自体知らなかったけど)これ、ラブストーリーなんですかね?まぁ、そこは選考の時にも揉めた部分らしいですけど、私は違うような気がします。どっちかと言えばアクションorミステリー系かな…。ラブストーリだとしても最低ラブの後ろに「コメディー」をつけないといけない気がします。

                        

 Caramelland参加中。(キャラメルボックスのファンのSNS)気軽に声をかけてください(^_^)

                                  


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

アナザーヴィーナス [My Favorite]

アナザーヴィーナス

アナザーヴィーナス

<内容>

「殺したくないの、もう誰も」

スクールカウンセラー香月笙子にとって、自殺を図った生徒・湯田有沙がつぶやいた言葉は余命を生きるよすがに思えた。

残りの人生をかけて有沙を救おうとする笙子。それは、少女時代、教師のセクハラ被害者だった笙子自信が自分を取り戻す旅の始まりでもあった。

 

 今日、読み終わりました。内容はかなり重かったです。でも、前作(?)の「ハッピーバースデー」よりは泣けなかったかな(「アナザー~」はスクールセクハラ。「ハッピー~」は虐待をえがいてます)

 結果的には笙子の病気は最初に診断した医師の誤診ってことがわかったんですけど「すぐに手術しないと死にます」って言われたらかなり怖いですよね。あと、笙子と有沙の共通している心の傷である「自分の発言で人が死んでしまった」っていう事実は一人で背負って生きていくにはあまりにも辛すぎる出来事だと思います。自分は昔(今も? 笑)発言に責任をもって発しているとは言い難い感じでした。だから、きっと自分の知らないところで傷ついている人がいるかも知れません。だけど、ここ数年ずっと窓口で様々な境遇・考え方をしてた方たちと接してきて少しずつではありますが自分の発言に気をつけようと思うようになりました。(でも、そのわりに失言は多いと思うけど)

 あぁ~。それにしても許せないのはセクハラ野郎!!特にロリコン!!いやまぁ、映像の中だけで勝手に萌えているのは許せるけどさ。でも、日本人ってそういうロリコン体質みたいなのはありますよね。だって、だんだんアイドルが低年齢化していっているし。(でも、これは別に男性にだけ言える話ではないとは思うけど)私、某アイドルグループが出てきたとき「日本人の男はロリコンか!!」って思わずつっこんじゃいました。(いや、そういう男性は本当にパーセンテージで言えばかなりの少数派だとは思いますけどね)どっかで歯止めをかけないと本当にやばいんじゃないんでしょうか。

 昨日、報道番組みていて思いましたけど、教師になるべき人間って横道にそれてまた元に戻ってきた人や障害なんかを抱えている人みたいな痛みをしる人間なんじゃないんでしょうかね。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

こうして教師は潰される… [My Favorite]

でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相

でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相


<内容>
事件の場所となったのは福岡市西部にあるA小学校。事件の加害者(実際は被害者)になったのはこの学校で4年3組を教えていた川上先生(仮名)そして、被害にあったとされる児童は浅川裕二(仮名)。そして、裕二の母親の和子と父親の卓二。ことの起こりは、平成15年5月12日夜家庭訪問を終え帰宅した川上のもとに同僚の教師から一本の電話が入った。明日家庭訪問する予定だった浅川和子から「今日が家庭訪問の日ではなかったのか?今日しか休みをとっていないので何がなんでも今日家庭訪問をおこなって欲しい」と言われたと言うのだ。本当は明日のはずじゃ…と思いつつも保護者とこんな事でいざこざをおこすのもなんだと12日夜8時から浅川宅で家庭訪問をおこなった。その際、川上は和子の口から裕二の曾祖父にアメリカ人がいることや、和子自身小さい頃から何度もアメリカに渡米していたことなどを聞かされる。それから、3週間たった6月2日の朝。校長先生に呼び出しをうけ「裕二に対する人種的差別にともなう激しい体罰をおこなったのではないか」という川上にとっては寝耳に水な内容を聞かされる。ことを大きくしたくない校長らの勧めにより川上は身に覚えのない内容ではあるが自分のあずかり知らぬところで裕二を傷つけたのだと思い謝罪した。が、和子・卓二夫妻は川上の謝罪をうけつけなかった。それどころか…。
 
 私、この事件ってまったく記憶にないんですよね。4年前くらいならこんな大事件覚えていそうなもんなんですけどね…。でも、読んでいて本当にぞっとしましました。
 この浅川家!!もともとクレーマーで近所の評判はすこぶる悪かったんですよ。しかも、裕二少年も暴力行為などで同級生他に多大な被害をもたらしている。通常であれば「また、あの人が勝手なことを言っているよ」くらいの小さなもめ事ですむはずだったんです。が、これがマスコミの知ることとなりやがて「殺人教師」にまででっちあげられていってしまったんですね。最初報道した朝日新聞の記者は多分浅川夫妻の知り合いだったんでしょう。(浅川夫妻が「マスコミの知り合いがいる」と校長に話していることから推測すると)だから、よく周辺取材もせずに一方的に川上氏を悪者にしたんでしょうね。報道のあり方としては信じられないです。最低!!!新聞社として、そして記者としてのモラルを疑うよ。で、この記事に便乗して他のマスコミも報道し始めるのですが、いくつかのTV局などは実際に他の生徒などから聞く川上氏の性格や勤務態度。浅川家の噂を聞くにつけ懐疑的になり報道を自粛。もしくは、おこなった裁判などの内容を淡々と事実のみ報道するようになりました。だけど!!!!!そんなテレビ局などの態度を腰抜けとみてバカにし、浅川家を擁護するために「殺人教師」とまで書いた人(っていうか雑誌)がありました。それが週間文春の西岡記者です。なんなんでしょうかね。自分は正義の味方だとでも思っているんでしょうかね。バカじゃないの!!本当に自分に酔っているんじゃないのとしか言いようがありません。で、この事件の裁判においても義憤をもって集まった500人以上の弁護士軍団がいます。つまり、この事件は正義の味方気取りの人間の集団による教師への精神的・社会的リンチ事件だったのです。
 なんかね。この本を読んでいて思うのが、昨今は変な教師が多くてまともな教師が少ないとか言う世論。そして、払えるだけの経済力がありながら給食費を滞納する親たち。さらに、聞いていて呆れ返るほど身勝手な理由でクレームにくる保護者たち。これじゃ、育つはずのまともな教師の人たちだってやる気をそがれ精神をやられ退職していき残りはよっぽどずぶとい精神の持ち主かことなかれ主義の人しか残らなくなり教師の質が落ちるのなんて当たり前ですよ。もっと親がおおらかな気持ちで教師と子供を見守って育てていかないと。もちろん、暴力や性犯罪などの行為には毅然と立ち向かうべきだとは思いますけどね。つまり、教師の質をおとしているのは確実に保護者たち本人だと私は思っています。
 また、「ゆとり教育」についても一言。私は確かに自分たちが習った内容より授業内容はだいぶ少なくなっていて大丈夫かな?って思う部分もあるけど、ゆとり教育自体はべつに悪くないと思っています。子供のころにしか体験できないこともありますからね。問題は着地点をどこに持っていくかだと思うんですよ。ゆとり教育の本来の着地点は大学を含む学校を卒業したあとの実社会ですよね?なのに着地点が詰め込み教育の頃の大学入試(しかも東大 笑)のままなんですよ。これじゃいくらなんでも無理が生じるのなんて当たり前の話ですよね。だから、ゆとり教育を見直すくらいなら大学入試の方をみなおした方がよっぽど良いと思います。(外国みたいに入試は簡単にして卒業は難しくするとか。いまの大学生は本当に勉強しているの?って思う人多い気がするんですけど)
 この事件はまだ、本当の意味で解決はしていません。平成19年1月から控訴審がはじまりました。今後は一体どういう事実がでてくるのでしょうか。っていうことで今回の本の教訓は
1 身に覚えのない理由で冤罪事件に巻き込まれることはある。
2 マスコミは信用してはいけない。
ですね。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

歓送会 [My Favorite]

今日は、3月いっぱいで退職する2人の歓送会をやってきました。一人は寿退社です。(中学の頃から付き合っている人と結婚するそうですよ)Kちゃん。しあわせになってねo(^∇^o)(o^∇^)o
さて、今日使ったお店なんですけど料理も美味しくて+とってもヘルシー♪さらに、店員さんもフレンドリー(馴々しいじゃなくてね)でとても気持ち良く過ごすことができました。まぁ、難点を言えば裏路地にあるので少しわかりにくいかもってこととお店がそんなに広くないので大勢は無理ってことぐらいですかね…。でも、ある意味ではそれも魅力のうちかも知れないんで。個人的には超オススメです(^.^)b何度も足を運びたいってお店、私はそんなに多くないんですけどこのお店はまた行きたいです。

今日行ったお店はここです↓
Serene de Naturelle
http://www.zehi-serene.com/top.html


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

モノレールねこ [My Favorite]

新年明けましておめでとうございます。こんな更新頻度の限りなく低いBlogなのに閲覧してもらってありがとうございます。今年も更新頻度はあまりかわらないかもしれないけどマイペースに更新していきますのでよろしくお願いいたします。

モノレールねこ

モノレールねこ


さて、新年一発目は加納朋子さんの「モノレールねこ」です。短編集で8話入っています。
・モノレールねこ
パズルの中の犬
・マイ・フーリッシュ・アンクル
シンデレラのお城
・セイムタイム・ネクストイヤー
・ちょうちょう
・ポトスの樹
・バルタン最期の日
どれも、あたたかくて優しい絆のお話です。なので、どの作品を読んでも不快な気分になるってことはないと思いますよ。で、この中で自分の好きな作品は「セイムタイム・ネクストイヤー」と「バルタン最期の日」ですね。特に「バルタン~」はお気に入りかな(笑)この作品は気弱で善良な一家とバルタンと名付けられたザリガニとのお話なんですね。本当にこのザリガニが良い奴なんですよ。口はけっして良くないですけどね。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

使命と魂のリミット [My Favorite]

使命と魂のリミット

使命と魂のリミット


 今日読み終わりました。前作の「赤い指」から約半年で新作ですか…。東野さんは本当に何本作品を抱えているんだ??っていうよりよくネタがつきないよな~。なんて純粋に感心してしまいます。ちなみに、私は「使命と~」の方が好きです。
 で、今作品。内容としては、中学生時代に父親を大動脈瘤によって亡くした研修医の夕紀。その数年後、母親の百合恵は亡き父の執刀医で現在は夕紀の指導医でもある西園と再婚すると言い出す。夕紀は「もしかしたら、母と西園が不倫をしていて邪魔になった父を殺したのではないか」と考えているので心中穏やかじゃない。時同じくして、帝都大学病院に「医療ミスを認めないと破壊する」という旨の脅迫状が届く。 って感じですね。犯人は最初からわかっているのでミステリーっていうよりはサスペンスですね。(いや、夕紀の父親の件についてはミステリーか?)
 「赤い指」ではなんとなく登場人物のほとんどが好きになれなかったけど、今回の作品はほとんどの登場人物が好きになりました。(悪役でも)っていうか生き方が格好いいよ。本当に。使命とか信頼とかをもって生きている人間て本当に素敵だと思う。
 この作品のメインテーマは「使命」。夕紀の父親が手術の前に「人間というのは、その人にしか果たせない使命というものを持っているものなんだ。誰もがそういうものを持って生まれてきてるんだ」って言うんですが、私の使命って一体なんなんだろう…って正直思っちゃいました。そういう使命にもう出会っているのに気づかずにスルーしちゃったんだろうか?それとも、まだ出会ってないのだろうか?なんてね。医師や警察官・弁護士とかなら自分の使命がなんなのかわかりやすそうなんですけどね。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(2) 
共通テーマ:

失われた町 [My Favorite]

失われた町

失われた町


<内容>
30年に一度起こる町の「消滅」。忽然と失われる住民たち。消滅によって人生を狂わされた人々が、運命に導かれるように失われた町「月ヶ瀬」に集う。消滅をくい止めることはできるのか?悲しみを乗り越えることはできるのか?

 う~ん。言葉で説明しようと思うと結構難しいんですよね…。SFっぽい感じの作品かな??
 で、まずこの「消滅」って言う現象なんですけど。「町の消滅」って書くと、町ごとごっそり失う感じがすると思うんです。でも実際は、「町の意志により人々のみが消滅する」って言うのが正しい感じかな~。で、失われた町を悲しむことによって余滅を引き起こしてしまうので、失われた町の話題はタブーだし、人が生きていた形跡さえも完全にけしてしまう。生き残りの人々はまるで致死率の高い伝染性疾患患者のように忌み嫌われます。まぁ、生き残りにも「町から離れていたことにより消滅を免れた人間」と「消滅耐性という遺伝子を持っていた結果、消滅にあいながらも助かった人間」という2タイプにわかれるのですが。前者の方は差別などはそれほど多くはうけないんですが、後者の人は本当に酷い差別などをうけます。家族などを失ったのにさらに差別に苦しむなんて可哀相ですよね。
 それにしても、突然大切な人を失ったらどうしますか?(って前にも書いたな…こんなこと)最初私は、消滅した町の人々の遺族を拉致被害者の家族の思いと重ねて読んでいました。だけど、読みすすめていくうちに拉致被害者の家族の方がまだましなのかな…って思えました。だって、この消滅した町の人々の遺族は悲しむと町に捕まって自分も消滅してしまう危険性があるから悲しむこともできないし、思いでの品々(写真も当然含む)も国によって処分されてしまいますからね。まぁ、どっちの関係者にもなりたくはないですけどね。
 SFが苦手な人には読むのが辛いかもしれないんですけど、いろいろと考えさせられる作品だと思います。特に「生きる」って意味においては。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

「四度目の氷河期」 [My Favorite]

四度目の氷河期

四度目の氷河期

 

 

<内容>

何をやっても、皆と同じにできないワタルは、小学5年生の時に死んだと聞かされていた父親に関する重大な秘密を発見する。その瞬間から、少年の孤独なサバイバルゲームは始まった。

 今日、読み終わりましたよ。↑な文書で書くとすっごくすごい内容な気がしますが実は「自分の父親はクロマニヨン人だったんだ!!!」です。すんごいバカ(笑)そういうお笑いどころって本当荻原さんはうまいですよね。で、なんでワタルが自分の父親がクロマニヨン人だったと勘違いしたかと言うと、もともとよそ者に対して閉鎖的な地域にシングルマザーで引っ越しをしてきた+本人の障害(ADHD:注意欠陥・多動性障害)+ハーフと思われる日本人離れした外見。の3つの理由で地域の人から迫害されて育ち、友達も無く大きくなります。そこに第2次性徴が始まってしまうんです。普通であれば友人や親から少しずつ聞いているのでそれほどパニックはおきないはずなんですがね。でも、ワタルにはその予備知識がない。で、たまたま母親の書架から見つけた論文にクロマニヨン人が記載されていて自分の身体的特徴が、何もかもあてはまる。で、ワタルは「そうか…。自分は人工授精によって生まれたクロマニヨン人の子供だったんだ…」って勘違いしちゃうんです。でも、これって笑いどころでもあるけどある意味ではすっごく悲しい部分でもありますよね。で、自分がクロマニヨン人の子供であると自覚したワタルは石器を作ったりしていつ氷河期が来ても大丈夫なように訓練をはじめます。そんなとき出会ったのがサチ。サチは事業に失敗し酒浸りになっていた(時には暴力も振るうようになっていた)父親の実家に家族全員で引っ越してきた少女でした。で、だんだんとサチとワタルは仲良くなっていくわけです。

 ワタルが感じていた事で何個かは実際自分も感じたことがあります。特に感じたことがあるのは「自分は○と思っているけど、果たして皆の目には○に写っているのだろうか…」ですね。これは今でも時々思うことがあります。私の場合は言葉ですけど。全体的には笑いというよりツッコミどころ満載ですけど、孤独な陰も感じられると思いますよ。少しもの悲しいお話です。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:
前の10件 | - My Favorite ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。